家の片づけ、家具や家電の買い替え、遺品整理など、時折出る粗大ごみや不用品。できるだけ面倒なことは抜きにして、早く、安く処分したいものですよね。ごみ処理を行政に依頼しようと調べてみると、粗大ごみを引き取ってもらうための制約条件がいろいろとつきまといます。たとえば、引き取り対象外だったり、引き取ってもらう時間が合わないなど…。そんなときは、粗大ごみ回収業者を上手に利用すると面倒が少なくスムーズに粗大ごみを処分できます。では、粗大ごみ回収業者を活用する際のメリットについてご紹介します。
- 1.電話一本ですぐに申し込み
- 思い立ったらすぐに電話1本で申し込むことができます。業者によって対応は異なりますが、時間があえばその日のうちに回収に来てくれます。行政に回収を依頼するときは、事前申し込みやゴミ処理券の購入など煩わしい作業が発生しますが、業者の場合はその手間がありません。
- 2.即日対応可能
- ただでさえ早く処分してしまいたい粗大ごみや廃棄物。処分しようと片づけたその日から邪魔になりますよね。行政に回収を依頼した場合は、申し込みから2~3週間かかってしまうこともあります。業者に依頼すれば、申し込み当日に回収してもらうことができます。
- 3.日時指定ができる
- 引っ越しなどの場合は、引っ越し当日に粗大ごみの回収をしてもらえるととても便利です。働いている方の場合は、平日の夜や土日などご自身の都合が良い時間帯を指定して回収してもらえるとありがたいですよね。行政に依頼する場合は、日付の指定ができても細かい時間の指定ができないなど、選択肢が少なく都合が合わず、ごみ回収のためだけに仕事を休まなきゃいけないこともありますが、業者に依頼すれば希望日時に回収してもらえます。
- 4.どんなものでも処分できます
- 行政の場合は品目によって、引き取り対象ではないものも多々あります。粗大ごみ回収業者なら、あらゆるものが処分、回収可能です(以下は処分不可)。
・工業所有権、著作権、肖像権、名誉棄損など他人の権利を侵害する物品
・盗品
・動物
・薬品、医療器具
・銃器、弾薬あるいは主として武器として使用される目的を持つもの。
・人体、臓器、細胞、血液 等
・中身の入ったスプレー缶、ペンキの缶や空き缶
・液体状のもの(洗剤・油。トランスやコンデンサーも含みます)
- 5.作業いらず。重いものや大きなものを運び出してくれます
- 粗大ごみ処分で困るのは、家から運び出すことです。行政に依頼した場合、重い家具や家電製品であっても所定の場所まで自分で移動しなければいけません。業者に依頼すると、ひとりでは運べない重量物や大型家具でも家の中から運び出してくれます。また解体が必要な場合でも、解体作業に応じてくれるので余分な手間がかからなくてすみます。
- 6.再利用可能なものは無料引取や買い取りも可能
- 粗大ごみ回収業者のほとんどは、買い取りや無料引き取りを実施しています。リユース、リサイクルできるものやまだ使えそうなものは、無料で引き取り・買い取りしてくれるので、お金をかけずに粗大ごみを処分することができます。
- 7.会社・店舗の粗大ごみ、ごみ処分もできる
- 行政では受け付けない法人がらみのごみ処理。オフィスや店舗移転、レイアウト変更などで不用になったゴミや廃棄物。業者に依頼すると、オフィス家具や什器、電化製品、不用在庫などの処分も可能です。
- 8.産業廃棄物の処分もOK
- 粗大ごみ回収業者なら、産業廃棄物の処分もしてくれます。業者によっては、産業廃棄物管理表マニフェストを無料で発行してくれるところもあります。
- 9.部屋や家丸ごとの処分もOK
- 遺品回収やゴミ屋敷などは分別するだけで相当な作業になります。あまりの量にどこに頼んでいいか途方に暮れるという話も聞きます。業者に依頼すれば、部屋や家丸ごとの整理や処分、依頼すれば清掃までしてくれます。
- 10.家電リサイクル法・パソコンリサイクル対象品も対応
- 家電リサイクル対象の冷蔵庫や洗濯機、パソコンなどは行政では処分できません。指定業者に個別に引き取りを依頼しなければいけません。また、ものによっては家電量販店に持っていかなければならないというルールもあります。業者に依頼すれば、家電リサイクル対象の家電でも処分が可能です。